物品販売業向けの事業計画書
物品販売業の特徴
- 商品を仕入れて、販売するという営業形態のため一般的に粗利率は低く、販売費をいかに効率良く、効果的に使うかがポイントとなる場合が多い業種といえる。
- 広告宣伝、販売促進、顧客管理、顧客に対するサービス
- 店舗の雰囲気や商品のディスプレイ
- 価格以外で差別化を図る場合には、接客マナーや商品知識の向上のための研修
- 資金面では、商品を仕入れてから販売するまでに、時間を要するため運転資金が必要となる。
- 在庫を多数抱えるため、在庫のコントロールが重要となる。
- 取扱商品にもよるが、一般的には景気の影響を受けやすい業種といえる。
- 取扱商品の性質(季節商品かどうか、商品価値の持続期間等)によって定価販売できる期間が決まる。
- 同業他社が多数存在する場合が多く、販売形態も多様なため当初の価格設定から売価を柔軟に変更する必要あり、売れ残り商品が発生した場合には、どのように対処するかの検討が必要となる。
事業計画作成のポイント
- 販売費及び一般管理費及び営業外費用をまかなうだけの利益計画となっているか
- その利益計画を達成するための売上目標に無理はないか?
- 販売計画、仕入計画の作成において(販売計画 ⇒ 仕入計画 ⇒ 販売計画)
- どの商品をどの程度販売するのか?想定売価はいくらくらいか?
- 仕入数量・仕入単価は?
- 販売価格はいくらにするのか?
- 粗利率の高・低、売れ筋商品、死に筋の商品の把握ができているか?
- 資金繰りに無理はないか
- 売れ残り商品を低廉販売した場合の利益率の低下を考慮しているか?
事業計画書の運用のポイント
- 売上高=客数×客単価
客数と客単価のバランスは目標通りになっているか? - 当初の仕入計画通りに仕入を行えたか?
当初の販売計画通りの売上高となっているか? - 在庫管理はタイムリーにできているか?
- 商品群ごとの利益管理はきちんとできているか?
(売れ残り商品を低廉販売した場合の粗利率の低下は想定の範囲内か?)